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テレワークのメリット・デメリット

テレワーク

働き方改革やコロナ禍といった社会情勢の変化に伴い、急速に広まったテレワーク。テレワークというワードはメディアでもよく取り上げられるようになり、2020年の新語・流行語大賞にもノミネートされました。
テレワーク(tele work)とは、情報通信技術(ICT=Information and Communication Technology)を活用した場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことで、「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語です。
今回は、テレワークの導入による様々な視点からのメリット・デメリットやその解決法を解説します。

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テレワークのメリット

メリット

●企業にとってのメリット

①人材の確保
テレワークは「働く場所にとらわれない」ため、育児・介護や地方在住を理由に通勤が困難な労働者も雇用対象者になり、対象が広がることで優秀な人材を確保できる可能性が高まります。また、ライフスタイルの変化による離職の防止にも役立ちます。

②企業変革の促進
企業の中には悪天候の日でも出社することが前提で、「出社ありき」でマネジメントを行う企業も存在します。これからのビジネスを取り巻く環境を考えると、国内外で活躍できる多様な人材を上手く活用することは必須ですが、会社に来るように指示するスタイルでは目の前にいる社員の管理しかできません。
しかし、テレワークを導入することで目の前にいない人をマネジメントする必要が生まれます。これまでの「出社ありき」の慣習によって成り立っていた企業風土を大きく変えるチャンスであり、企業変革の促進に繋がります。

③コスト削減
テレワーク可能な部門の一部を賃料の安価な郊外や地方へ移すことによりコストを削減できます。また、オフィスにかかる電力や空調費などの諸費用も抑えることもでき、総務省のとある試算ではテレワークの導入でオフィスの電力消費量が1人当たり約43%も削減可能であると報告されています。

④事業継続性(BCP)の確保
コロナ禍をはじめ予期せぬ災害などが発生した際にも、事業を継続していくことは非常に重要です。災害等によりオフィスが機能しなくなったとしても、日頃からテレワークを運用しオフィス以外の場所で仕事をすることに慣れておくことで素早く事業を再開及び継続することが可能となります。

●社員にとってのメリット

①ワークライフバランス(WLB)の向上
時間をかけてオフィスへ通勤することや長時間の残業が当たり前となっていては、仕事と生活のバランスを上手く調和させることは難しいもの。テレワークの導入によって、通勤をはじめとする移動時間が削減され育児や介護、自己啓発に使える時間を増やすことができます。

②業務生産性の向上
テレワークを行うためには、ITツールを導入しペーパーレスで業務が出来る環境を整備する必要があります。結果として、オンラインでの迅速な情報共有や書類の電子化により業務効率が大きく向上します。

●社会にとってのメリット

①労働人口の増加
「働く場所にとらわれない」ということは育児・介護を理由に仕事を諦めざるを得なかった人をはじめ、何らかの理由で通勤が困難な人や地方在住で雇用のチャンスが少ない人であっても、個々の意欲さえあれば就業の機会を得ることが可能になります。テレワークの普及による労働人口の増加は、少子高齢化に起因する労働力不足をカバーすることができます。

②雇用の創出
首都圏への人口一極集中の原因の一つとして、高水準の教育や好待遇の求人のニーズが挙げられます。
この「好待遇の求人のニーズ」を地方で満たすことができるのがテレワークです。地域の認知度の向上や移住者の増加、雇用拡大といった地域活性化への役割も期待できます。

③環境への配慮
テレワークによって、経済活動への影響を最小限に抑えつつ電力消費量を減らすことが可能になります。
家庭用の照明や空調はオフィス用のものよりも電力消費量が少ないため、在宅勤務による家庭の電力消費の増加量を考慮しても、テレワーク導入でオフィス・家庭全体での1人当たり電力消費量は減少します。

テレワークのデメリットと解決法

デメリット

●デメリット

テレワークを運用する上での課題や懸念事項の一つとして、「仕事と仕事以外の切り分けが難しい」ことが挙げられます。在宅で仕事を行う場合、自宅のプライベートな空間であったり家族やペットがいたりするため、仕事モードとプライベートモードを分けることが難しくなります。
また、それに伴い仕事モードで集中しすぎてしまい、仕事を終わらせるタイミングが掴めず長時間労働になってしまう可能性があります。
そして、最も重要なデメリットは、同じスペースに同僚や上司がいないのでコミュニケーションが取り辛いということです。上司からの指示もチャットやメールなどテキストベースで受けることになるので、文脈を正確に読み取る能力が求められます。

●解決法

上手くテレワークを導入するために、いくつかのデメリットに対する解決法をご提示いたします。
①ON/OFFを自身でしっかり切り分けるために、自宅に書斎などのワークスペースを確保する。
②仕事を切り上げるタイミングを掴むために、一日の進捗目標やTODOリストを作成する。
③ZoomやSkypeなどのツールを使ってリアルタイムでのコミュニケーションをとる。
④テキストベースでのチャットツールではニュアンスを伝える配慮や感謝・お礼をいつもより積極的に伝える。

システムを運用する上で、デメリットは必ず存在するもの。理解し対策を立てて、上手に活用しましょう。

まとめ

新しい働き方として急速に普及したテレワーク。多くのメリットがあるのはわかりますが、導入や適切な運用にいくつもの壁があるのもまた事実です。テレワークのメリット・デメリットを正しく理解して業務に役立てていきたいものです。

簡単にテレワークを導入できるサービスも存在しますので、様々なサービスを探して比較・検討していただくことをオススメします。

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